【自由研究にも!】食紅で毛糸を染めてみた【簡単】

やってみた

空前の編み物ブームもひと段落しましたが、まだまだドハマり中のAgです。
今回は百円ショップやスーパーで簡単に買える食紅を使って、毛糸を染めてみたら想像以上に楽しかったので、やり方を紹介していきたいと思います!

安全・簡単・安価の三拍子がそろっており、夏休みの自由研究にもおすすめ
合間合間に自由研究のテーマにする場合のヒントも紹介していきます◎
所要時間:1時間 (+乾かす時間)

用意するもの

・毛糸(ウール50%以上がおすすめ)
・食紅(はっきり染めたいなら合成着色料、ふんわり&より安全を求めるなら自然由来のもの)
・お酢(もしくはクエン酸)
・毛糸が水に完全に浸るサイズのボウル

※なくてもいいけれど、あるといいもの
 ・ゴムorビニール手袋
 ・綿棒、ペットボトルのキャップ →毛糸に模様をつけたい場合

今回はウール80%,ポリエステル20%のソックヤーンを用意しました。
食紅は合成着色料、天然着色料両方用意。
ちなみに材料をすべて100均で揃えたい場合は、セリアに天然着色料が売っています。
(今回使用している青色のものはセリアで購入しました!)

自由研究する場合のアレンジとアイデア

もちろんただ染めるだけでも十分ですが、小学校中学年以上のお子様には以下のようなアレンジもおすすめです。

・素材によって染まりやすさを比べる場合
 →ウール以外にも、コットン糸、アクリル毛糸などを用意。
  糸以外にも布で代用可能。

・温度で染まり方の違いがあるか調べる場合
 →温度計を用意

・酢の有無で染まりやすさを調べる
 →このあとの手順で、酢を入れるタイミングで入れるボウルと入れないボウルを用意し、それぞれ染めてみる。

やり方

1. 毛糸の準備をする

今回は以前染色に失敗したかせ糸を各色100g使いました。
かせは緩めておくとより均一に、かせのままだとムラや揺らぎが出やすいです。
(100均の毛糸などを使う場合は、いい塩梅にほぐしておくとより綺麗に染め上がるかと思います)

ほぐせたら、ボウルに水をいれて毛糸を浸し、かるく押します。
毛糸全体に水がいきわたったら、軽く絞って水気をきっておきましょう。
(もちあげてポタポタ水が垂れないくらい)

2. 染液の準備

ボウルにお水をたっぷりいれます。
細かいことは考えずとも、とりあえず食紅がダマになっていなければ大丈夫です。

食紅の量は染めたい濃さにもよりますが、今回は合成着色料→2g、天然着色料→3gを使用しました。
天然着色料は少し多めに用意しておくと安心です。
※ちなみにセリアの食紅は1袋1gのため、コスパで言うと合成着色料の方がよかったです。

お酢は小さじ1くらい入れれば十分です。

自由研究のヒント:
お酢やクエン酸の有無による変化を見る場合、入れる/入れない/たくさん入れる など変化をつけてみましょう。

3. 毛糸をいれてレンジでチン

染液に毛糸をいれて、全体に染液が回るようにします。
毛糸を手もって、やさしく揺らしてあげると毛糸が傷まずに染液をいきわたらせることができます。

その後ボウルにラップをかけて、レンジで600w1分~2分。
水温が40度前後になればOK。

自由研究のヒント:
温度による変化を見る場合は、この工程を行うもの/行わないもの/レンチンの時間を更に長くする などで対応してみてください。
その場合、熱くなる可能性があるので、必ず大人と一緒にやること。

4. そのまま30分放置

染液が完全に冷めるまで、そのまま放置します。
綺麗に染めたい場合、15分くらいで一度毛糸を裏返すとより均一に染まります。

30分経ったら毛糸を取り出してください。
すると、染液がかなり薄くなっていることがわかると思います!
逆にこの時、ほぼ染液の色に変化がない場合は、どこかの手順を間違えているか、
染まりにくい素材です。
もう一度レンチンする、お酢をいれる、などしてやり直してください。

自由研究:
この段階で変化がでてきます!染まったボウル、染まらなかったボウルをそれぞれ観察してみましょう。

5. 毛糸をすすいで干す

毛糸を水でよくすすぎましょう。
ボウルに洗剤を少しいれた水を張り、毛糸をいれて何度か押すのを繰り返します。

水に色が出なくなったら、風通しのい日陰で干してください。
このとき直射日光があたりすぎると、色落ちにつながりますので要注意。
夏場であれば、夕暮れ時に外に出しておくと、翌朝には乾いているかと思います。

6. 完成!

天然着色料の方は、インディゴのような落ち着いた藍色に染まりました!
合成着色料はスペックルを少し入れてみたのですが、水分が多すぎたのかにじんでしまいました。
色々な食紅を混ぜれば、好きな色を作り放題ですし、比較的入手しやすいので今後もまた試してみたいと思っています!

まとめ

涼しい室内で、安心安全に遊べる毛糸染めは、夏休みにぴったりです。
もし更に挑戦したい人は、染めた毛糸で実際になにか編んでみてはいかがでしょうか。

身近な材料で、自分だけの毛糸を作ってみましょう!

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