【LYKKE】付け替え輪針セットレビュー【naturale】

本記事では、ネパール発のブランド・LYKKE（リッケ）付け替え輪針セット、naturale(ナチュラーレ)についてレビューしたいと思います。

基本情報

針について

針の先端はほどよく丸く、木製のため手に馴染む感触。
重さも軽く、持っていて手が疲れにくく感じます。
金属に比べると滑りはほどほど。
レビューでは「ささくれがあった」「毛糸に引っ掛かった」というものもありましたが、
私の手元に届いたものは全く問題ありませんでした。

針の下部（金属の部分）に太さが記載してあります。

ちなみに使っているうちに、手の油分などを吸ったのか、色に深みがでてきました。
細い方が使い込んだ方です。

ケーブルについては「やや柔らかめ」と感じました。
まだ試していませんが、マジックループもしやすいと思います。

私の手持ちの輪針との比較だと
addi>lykke≧エルゴノミクス>knit pro
の順です。（addiが一番柔らかい）

付属品について

ケース

私がLYKKEを選んだ1番の理由は、見た目！
このシンプルな見た目にほれ込んだのですが、正直ケースの機能性はうーん…。

全体としては針を入れるスペースと小物をいれるようのスペースでわかれており、小ぶりですが厚みは結構あるな、という印象。
針を入れるスペースは写真のようにマジックテープで立たせることができ、針が取り出しやすいです。

一方で、小物を入れるスペースは実用的とは言い難く。
付属のケーブルとストッパーをいれたら既にパンパンで、綺麗にいれないとボタンも止めづらい。
ニットマーカーやカウンターを入れるのは無理かな。
収納力のわりにかさばるな…というのが全体的な感想です。
でもその不満を上回るくらい可愛い！

ケーブル・ストッパー

ケーブル（コード）は3つの長さが合計4本ついています。(40cmx2, 50cm, 60cm)
コネクタが２つついているため、最長60cm+50cm+40cm=150cm 輪針として編めるので、
よほど長さが足りなくて困ることはないかなと。
ただセーターなど編んでいると、いったん止めておくことも多いので、ケーブルだけ買い足すつもりです。
（先述した通り、これ以上収納するのは難しい気がしています）

エンドストッパーは8つ。
自分の問題かもしれませんが、エンドストッパーはつけづらいな…と感じることも。

ケーブルを締めるためのキーもついていますが、いまのところ使わずとも編めています。

その他

別売りのケーブルについて

LYKKEの別売りケーブルは40cm~150cmまで販売されており、色も5種類売られています。
Naturaleについている色はクリアですが、例えばコードだけ黒がいい、ピンクがいい、ということも可能です。
ざっくりですが1本1000円～1200円で購入可能です。

互換性について

Knit Proと互換性がありました！
手持ちのニットプロ・マインドフルとばっちり互換性を確認できたため、ケーブルストッパーはニットプロのものを使っています。

ロングとショートについて

LYKKEの付け替え輪針セットには、長さ違いのロング・ショートと、コンパクトタイプが用意されています。
ロングとショート、どっちがいいの？と悩む方も多いと思いますが、
個人的にはショートタイプがおすすめです。

持ち方や何を編むかによりますが、
・ウェアの袖口を編むには短い方が小回りが利くこと
・力が入りすぎないため、折るリスクが減る
・コスパがいい
といった３点のメリットを感じています。
※私はナイフもちのフランス式です。

コンパクトタイプはサイズや付属品がフルセットより少な目の代わりに、お安く購入可能です。
メインで別の輪針セットを持っている場合はコンパクトタイプでも十分だと思います。

すてきな道具でよい編み物ライフを！

輪針セットがひとつあるだけで、編めるものの幅もぐんと広がり、編み物がより楽しくなりました。
この記事が輪針選びの参考になれば幸いです。