この記事では基本情報技術者試験の受験当日の流れから、合否はいつわかるのかについて、自分の体験を書き留めます!
noteでは「未経験者が独学で基本情報技術者試験に合格するまでの費用、時間、勉強方法」について記しましたので、そちらもあわせてご覧いただけますと幸いです。
結論
合否がわかるタイミング
正式な合否がわかるタイミングは、IPAのサイトに記載の通りです。(凡そ翌月の中旬頃)
しかしCBT方式で受験すると、科目B終了時点で画面に評価点が表示されます。
※評価点については後述
そのタイミングで評価点が600点を超えているか否かで、合否の判断が可能です。
ただしカンニングなどの不正行為が発覚すると不合格となるため、100%ではないことにご注意ください。
ちなみに点数見損ねた!という方もご安心あれ。
終了後3時間くらいでIPAのマイページから点数の閲覧ができます。
所要時間
科目A:90分
休憩 :10分
科目B:100分
=合計:200分(3時間20分)
…ですが、CBTは解き終わり次第どんどん次に進むことが可能。
そのため、休憩飛ばしてサクサク解いて、わからないところは諦めて1時間半くらいで終えることができました!
どうして休憩を取らなかったかというと、自分の場合休むと眠たくなってしまうことと、集中力が切れることを危惧したからです。
もちろんお手洗いや目を休めるなど、休憩をフルで活用するのもアリなのでそこは好き好きで。
計算用紙がなくなった場合はこのタイミングでもらうとタイムロスを防げます。
自分は下記の書籍1冊を2,3周してこんな感じでしたので、要領のいい人であれば1周すれば時間に余裕もったまま受かるんじゃないかなと思います。
受験当日の流れ
※あくまで自分が受けた会場ではこうだった!という記録です。必ず同じとは限りません。
受付
会場についたら受付を行います。
⚠︎受付を行うと、荷物をロッカーに預けることになりそれ以降参考書を読むことができなくなります。
名前と身分証明書(免許証など)を提示すると、
・受験票
・耳栓
・計算用紙
・筆記用具
の4点を渡されました。
計算用紙はA4用紙1枚をもらうことができ、無くなり次第2枚目がもらえる方式のようです。
紙をもらいに行く時間がもったいない!と感じる人もいるかもしれませんが、自分はA4表面だけで足りたことや、休憩時間で受け取ることもできるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫かと思います。
試験開始
試験室に入り、指定のPCに受験票に記載のIDとパスワードを入力します。
受験に関する説明書きが流れたあと、試験開始です。
時間に関しては画面右上にタイマーが表示されるため、手ぶらで受験で問題ありません。
基本的には両科目共に以下の流れで行いました。
①問題を解く
②不安、わからない問題にはマークをつける
③見直す
④時間切れor解答完了を押下
科目Aの時間配分
科目Aに関しては、暗記問題が半分以上を占めるため、時間が足りないということはないと思います。
とはいえ焦ると凡ミスをしてしまう可能性が上がるため、より安心な時間配分として自分の流れを紹介します。
①二進数、サンプリング、会計等の計算問題はマークをつけて一旦飛ばす。
②暗記問題を解く。(10分)
このときに「絶対あってる」「自信がない」「わからない」の3つに分け、計算用紙に問題番号をメモします。
③計算問題を解く。(15分)
④暗記問題の見直しを行う。特に「自信がない」を重点的に。(5分)
⑤計算問題を再度解いて見直す。(10分)
コツとしては④について、暗記系で分からない箇所については考えても無駄なケースがほとんどです。
そこに時間を使うよりも、自信がない問題に時間を割いたほうが得点を狙いやすいです。
科目Bの時間配分
科目Bは疑似言語で出題されるアルゴリズム問題16問と、セキュリティに関する問題4問で構成されています。
セキュリティ問題はITというよりも国語の問題であるため、最初に10分くらいで解いてしまうことをおすすめします。
ここを確実に抑えることが合格につながるため、落ち着いて問題を読みましょう。
アルゴリズムに関しては、①聞かれていることをつかむ②トレースする の流れを繰り返すしかありません。
トレースについてはどこかで少し間違えただけで、解答が大きく変わるため見直しの時間を多くとりたいところ。
自分の場合
セキュリティ:10分
アルゴリズム:20分
見直し :15分
の時間配分で臨みました。
評価点について
基本情報技術者試験においてややこしいのが、この評価点という制度。
1問○点、という採点方式ではなく、この問題は10点、あの問題は2点…のように、問題によって配点が違う制度です。
基本情報技術者試験の合格基準は評価点が科目A,科目B共に600点を超えること。
厄介なことに、我々が「この問題は何点なんだろう?」を知るすべはなく、5割で受かることもあれば7割解けても落ちることもあるのです。
そのため過去問では、安定して8割解けるようにしておくことをおすすめします。
8割正解できればどんなに配点が高いところを落としたとしても、おそらく合格できるためです。
試験が終わると画面に表示される点数は評価点であるため、この点数がそれぞれ600点を超えていたら合格はほぼ確定ですよ!
おわりに
受験終了後すぐに合否の判断がつくのはうれしいですよね。
当日は体調と睡眠時間を万全にし、今までの自分を信じて落ち着いて挑みましょう!
この記事を読んでくださった方が合格できるよう、心より祈ってます!
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