固形シャンプー 実際使って感じたメリット・デメリット【使用歴2年】

グッズレビュー

近年、環境意識の高まりから注目を集めている「固形シャンプー」

コスメキッチンやAmazonでの取り扱いを中心に、日本でも手に入れやすくなっていることから、
気になっている方も多いのではないでしょうか。

しかし、

トリ
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環境に優しい商品って、お高いイメージ…

あと髪の毛ギシギシになりそう…

なんて心配な方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、実際に固形シャンプーを2年間使っている筆者が、

  • 環境にやさしい理由
  • 固形シャンプーの使用感
  • 固形シャンプーのメリット・デメリット

の3つについてお話したいと思います!

固形シャンプーが環境にやさしい3つの理由

水の使用量が減る

液体シャンプーの半分以上を占めるものがなにか知っていますか?
答えはです。

製品により差はあるものの、おおよそ7割前後が水でできていると言われています。

いま世界では深刻な水不足に悩まされています。
環境の整っている先進国の中でも、毎日お風呂に入らない、入ってもシャワーは5分まで…なんてことも珍しくありません。

豊富な水資源にあふれ、すぐれた水質管理により、蛇口をひねればきれいな水が出てくる日本に住んでいると、なかなか想像しにくいですよね。

固形シャンプーは水分を含まないことが特徴のため、製造時に使用する水を減らすことができます。

輸送時に生じる二酸化炭素の削減

カーボンフットプリントという言葉をご存じですか?
直訳すると炭素の足跡、という通り、
製品の製造、輸送、消費(廃棄)といった一連の流れにおいて生じる二酸化炭素量のことです。

先述した通り、固形シャンプーは水を含まないためとてもコンパクト。
そのため液体シャンプーに比べ、1回の配送でより沢山の製品を運べることから、カーボンフットプリントを減らすことができるのです。

プラスチックフリー

液体シャンプーの使用には、プラスチックが沢山使われていることが当たり前ですよね。
最近ではリサイクルプラの使用を掲げているメーカーも多いですが、
プラスチックは何十年も自然界に残ってしまうことから、使わないに越したことはありません。
固形シャンプーを販売しているメーカーの多くはプラフリー包装を心がけています。
画像にもある固形シャンプーの先駆け・Etiqueは再生紙を用いた紙の箱に入っています。
LUSHでは店頭購入する場合、使い捨ての紙すらもらわないことも可能です。

固形シャンプーの使用感

大前提、使用する製品や髪質、個人の好みによって大きく変わるものだとは思うため、あくまで個人の感想として読んでいください!
私が1番使っているのはEtiqueのミンタジーとガーディアンです


筆者の髪質は以下の通りです
・太い
・毛量多め
・毛先のみ染毛歴あり
・うねり、広がり、パサつきが悩み

泡立ち

商品によるが、正直液体のほうが楽。

泡立ち自体が悪いというより泡立つまでに時間がかかるという印象です。
そこはやはり、元から水分を含んでいる液体シャンプーに比べると手間がかかります。
コツとしては髪の毛をしっかり濡らした状態で、前髪やもみあげ、後頭部には直接つけること。
こうすることで液体よりは面倒ではあるものの、泡立ち自体には満足がいくようになりました。

香り

液体に比べると残らない。

これをいいと感じるかは人によりけりでしょう。
特にエティークは3種類使いましたが、どれもドライヤーが終わるとまったく残りませんでした。
一方でLUSHは寝付くまでは若干香ります。
香りの種類は商品により様々なので、エシカル=オーガニック系の香り というわけではないですよ!

仕上がり

一瞬すごくきしむ!
コンディショナーをするとまとまりやすくなる。

はっきり言うと、シャンプーを流した段階だとびっくりするくらいガシガシになります。
初めて使ったときには、髪の毛が終わったんじゃないかと心配になりました笑

しかしコンディショナーやトリートメントをすると、するんとまとまる髪の毛に!
乾かした後の仕上がりでいうと、市販の1000円台のシャンプーと同じか少しいいくらいです。
美容室専売品のシャンプーにはどうしても劣ってしまいますが、ハイダメージ毛でない限りは悪くなるということはないと思います。

固形シャンプーのメリット・デメリット

メリット

コンパクトで持ち運びしやすい

液体シャンプーのボトルに比べ、非常にコンパクトであることから浴室がすっきりしました。

更に旅行好き必見ポイント、液体を含まないため機内持ち込みもOK!
トランジットで空港でシャワーを浴びたいときや、旅行先でいつもと同じシャンプーを使いたいときにも大活躍です。

最後まで使い切りやすい

液体だと、どうしてもボトルにこびりついてしまったり、ポンプ内に残留して最後まで使い切りにくかったです。
一方で、固形だと小さくなったらまとめて固めなおせますし、ぎりぎりまで使い切りやすい!
残りの量もわかりやすいのも便利。

コスパgood

髪の毛への負担、環境への負担、コンパクトさをトータルすると、コスパはいいと思います。私の場合、液体シャンプーだと、2ヶ月くらいでなくなりますが、固形シャンプーだと3、4ヶ月もちます。値段差を考えてもトントン〜ちょっとお得?

デメリット

諸々面倒くさい

泡立てるのも面倒、溶けやすいため風呂場に放置できない点から管理も面倒。

とにかく面倒くささはあります!笑

ただボトルの掃除や詰め替えの手間がない分、減る面倒くささもあるため許容範囲です。

場合により高くつく

普段1000円以上のシャンプーを使っている場合、コスパは悪くないのですが、それ未満のシャンプーを使っている人だと高くついてしまいます。

また、近くで販売しているお店がない場合オンラインショップの配送料などが追加される場合も。

まとめ

いかがでしたか?

環境を守るためには、一人ひとりの小さな行動の積み重ねがかかせません。

もしこの記事を読んで、固形シャンプーに切り替える決心がついた方がいれば嬉しいです!

何か疑問があればお気軽にコメントください◎

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